外壁塗装の必要性?(1)建物の表面が劣化する理由

Published / by 東洋塗装

劣化原因(何故劣化するのか?)

塗装面にしても、パネルにしても、建材にしても、
必ず、表面劣化をするのですが、
その一番の要因は“紫外線”です。

その他、雨や水が掛かって、
「濡れる」→「乾く」→「濡れる」→「乾く」
を繰り返す事で、表面が弱くなります。

あとは、樹木などの樹液で表面がカビてしまう事もあります。

建物の塗装も、人のお肌と同じで、
紫外線が当たる事によって表面が劣化する訳です。

そして、表面劣化の影響を受けて、
塗装面から水が浸透していくようになり、
細かい亀裂を生じるようになるんです。

本来なら、水を弾くようになっているはずが、
塗装面の劣化によって、水が染み込んでいくようになり、
建物の下地などが痛んでいきます。

なので、建物の塗装をしなおすことにより、
表面劣化を防ぐだけではなく、
下地の劣化をも防ぐことが出来る訳です。

必然的に、建物の中で「屋根」「屋上」
紫外線や雨の影響を受けやすく、一番傷みやすい所です。

ですから、建物のチェックをする為には、
建物の上の部分からチェックし、適切な塗料などを選び、
メンテナンスしていくことが大切です。

ちなみに、紫外線が当たらない所は、建物が傷みにくいので、
同じ建物でも、劣化の度合いが違ってきます。
リフォーム工事等で「今回は塗装をしなくても大丈夫」という部分が出てくる事があり、
そういった事を丁寧に調査する事により、コスト削減が可能になる場合があります。

まとめ

  • 建物の表面劣化の一番の原因は紫外線
  • 紫外線により、屋根・屋上が一番痛みやすい
  • 塗装し直すことで、再び水を弾くようになり、下地をも守る効果がある
  • 紫外線の当たらない場所は痛みにくいので、コスト削減が可能の場合もあり

次回<塗り替え時の注意点>についてお話します。