足場費用
見積書は、各社色々な書き方があるのですが、大きく、下記の3つに分けられます。
- 足場費用
- 下地処理費用
- 塗装費用
まず「足場費用」についてです。
足場にも種類があり、
作業板(床になる部分)がパイプ足場の不安定な足場なのか、
作業板が確保され安定した足場なのか?
パイプ足場(「単管抱き足場」と言います)はコストは安いですが、
不安定で作業性は悪くなり、作業員にとって危険性が高まります。
次に「くさび式足場」ですが、作業板の横幅も数種類あります。
・20センチ(狭所)
・45センチ(一般)
・60センチ(広め)
このように、足場の組み方、
使用する部材によって違いが出てきます。
例)単管抱き足場:50万円、くさび式足場:70万円など。
ですから、「どんな足場で作業するのか?」をチェックするのは大切です。
足場は工事が終わってしまうと撤去するため、
施主様としてはお金をかけたくない項目だと思いますが、
作業員からすると、作業性の向上や安全性の面から、非常に大切な要因です。
足場が不安定だと、作業効率が落ちて、
結果として割り高になってしまう事もあります。