月別アーカイブ: 2017年7月

塗装工事の見積書を見るときのチェックポイント(2)下地処理と塗装

Published / by 東洋塗装

下地処理と塗装の費用

続いて、下地処理塗装費用についてお話ししたいと思います。

下地処理によって、見積金額もだいぶ違ってきます。

  • 洗浄して、すぐに塗るのか?
  • 下地処理、下地補修をしてから塗るのか?
  • どんな下塗材・塗料を使うか?

見積書を見た時に「下地」という項目が無かった場合は、
塗膜が浮いていたりしても「そこはやりませんよ」と言われてしまいます。

まずは、見積書に「下地」に関する項目があるのか?
「下地」の項目があるのなら、
「どんな下地処理をしてくれるのか?」を聞く事が大切です。

「どんな塗料をつかうのか?」
「塗料の下塗材はどんな塗料を使うのか?」

いくら良い塗料を使っても、下地がしっかりしていなければ、
期待した効果が得られない事がありますので、要チェックです。

また、塗装業者さんにお願いすると、塗料のカタログを持ってきてもらえます。
カタログには、塗料の仕様が書いてありますので、
その通りにやってくれるかの確認も大切です。
メーカーの指定する仕様で作業する業者を選ぶと安心だと思います。

それから、施行後の保証についても確認してみると良いと思います。

例)5年間保証します。10年間保証します。など、
保証期間をうたっているか?

「うちは保証は出せません」という所はチョット心配ですよね。

また、口約束ではなく、
ちゃんと保証書を発行している会社は安心できるのではないでしょうか?

また、何かあった時にすぐに駆けつけてくれるよう、
フットワークの良い業者や、お住いの地域の業者を選ぶなど、
何かあった時の事を考慮に入れる事も大事です。

塗装工事の見積書を見るときのチェックポイント(1)足場

Published / by 東洋塗装

足場費用

見積書は、各社色々な書き方があるのですが、大きく、下記の3つに分けられます。

  • 足場費用
  • 下地処理費用
  • 塗装費用

まず「足場費用」についてです。

足場にも種類があり、
作業板(床になる部分)がパイプ足場の不安定な足場なのか、
作業板が確保され安定した足場なのか?

パイプ足場(「単管抱き足場」と言います)はコストは安いですが、
不安定で作業性は悪くなり、作業員にとって危険性が高まります。

次に「くさび式足場」ですが、作業板の横幅も数種類あります。
・20センチ(狭所)
・45センチ(一般)
・60センチ(広め)

このように、足場の組み方、
使用する部材によって違いが出てきます。

例)単管抱き足場:50万円、くさび式足場:70万円など。

ですから、「どんな足場で作業するのか?」をチェックするのは大切です。

足場は工事が終わってしまうと撤去するため、
施主様としてはお金をかけたくない項目だと思いますが、
作業員からすると、作業性の向上や安全性の面から、非常に大切な要因です。

足場が不安定だと、作業効率が落ちて、
結果として割り高になってしまう事もあります。